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いしふくコラム

【松本英毅氏】秋深まるニューヨークの街角で、ゴールドを探してみました

2025年11月26日

いしふくコラムでは、読者の皆様への情報提供の一つとして、2025年より貴金属に関する四方山話や相場解説などを専門家に執筆いただきます。 専門家の深い知見に触れ、貴金属への興味・関心を持っていただければ幸いです。

今回は、よそうかい代表 松本英毅氏にコラム「秋深まるニューヨークの街角で、ゴールドを探してみました」を執筆いただきました。

秋深まるニューヨークの街角で、ゴールドを探してみました

執筆日:2025/11/26

秋深まるニューヨークのミッドタウンで、ゴールドを探してみました

9月と10月の2ヶ月間日本に滞在した後、久しぶりにニューヨークに戻ってきました。戻ってきた途端に冷え込みが厳しくなり、秋をすっ飛ばして冬になってしまいそうなこの街ですが、今回はマンハッタンのミッドタウンに出かけて、色々とゴールドを探してみることにしました。ゴールドといえば、6月のコラムでも紹介した、トランプ大統領絡みの建物や施設が真っ先に思い浮かびますが、もちろんそれだけではありません。そこで敢えてトランプ関連は外して、秋深まるニューヨークの街並みを紹介したいと思います。

まだ感謝祭前というのに、すでにクリスマス商戦真っ盛り

まずやってきたのは、南北は40丁目から42丁目、東西は5thアベニューから6thアベニューにかけて広がっている、ブライアント・パークという公園です。この公園は冬場になるとウィンター・ビレッジと銘を打って、アイススケートのリンクが設置され、リンクの周りには仮設の小屋が設置され、クリスマス関連のギフトショップやフードスタンドが立ち並ぶことで有名です。まだ感謝祭も終わっていない今の時期から、この周辺だけはもうクリスマス気分一色という感じです。ドンドンとセールを前倒しにして始めるというのは、今のご時世では当たり前のことのようになりましたね。

ウィンター・ビレッジではホリデーショッピングを楽しむもよし、フードスタンドで様々な食べ物を買ってリンクを囲むように並んでいるテーブルで食事を楽しむもよし、一日中ここで過ごしていても飽きないようになっています。最近はバーやレストランが入った2階建ての建物までできており、雨の日や厳しい寒さの日でも大丈夫なようになっています。難点を言えば、人気のフードスタンドは長蛇の列となって、なかなかお目当ての食べ物にありつけないことかと思いますが、人気のスポットだけに致し方ないのでしょう。

今回はゴールドを探そうということなので、ギフトショップを色々と回ってみましたが、それほど数は多くないものの、宝飾品を売るお店もあり、金製品も並んでいました。仮設の小屋なので、セキュリティーは大丈夫なのかとも思いましたが、やはりプレゼントとなれば金のアクセサリーは欠かせないということなのでしょう。どの店も結局人が入っていたように思われます。

1 ブライアントパークのスケートリンクと、ホリデーショップ.jpg
ブライアント・パークのスケートリンクと、
ホリデーショップ
2 クリスマスにはまだ早いですが、ショップはどこも賑わっていました.jpg
クリスマスにはまだ早いですが、
ショップはどこも賑わっていました
3 数は少ないですが、金などの宝飾品を売りショップも.jpg
数は少ないですが、金などの宝飾品を売りショップも

有名なロックフェラーセンターのクリスマス・ツリーは、

ちょうど飾り付けの真っ最中

次に向かったのは、有名なロックフェラーセンターです。そのまま5thアベニューを北に向かって歩けば5分ほどで到着します。ロックフェラーセンターの冬と言えば、やはりここもアイススケートがすぐに思い浮かびます。そしてもちろん、巨大なクリスマス・ツリーですね。アイススケートリンクのすぐ横に、大きな金のオブジェがあるのを知っていましたから、それを撮りにいったのですが、なんと今回はツリーが飾りつけの真っ最中ということで工事用のシートで目隠しされ、一緒に金のオブジェにも目隠しがかかって見えなくなっていました。なので、去年の冬に撮影した写真をご紹介しておきましょう。また、飾りつけ途中のクリスマス・ツリーというのも、この時期にしか見ることの出来ない貴重なものなので、その写真も一緒に載せておくことにします。

またスケートリンクに通じる道の、北側と南側、5thアベニューに面したビルには、入り口に立派な金の装飾が施されているので、こちらも紹介しておきましょう。ロックフェラー家といえば、石油などで財を成した米国の大富豪だったわけですから、自らの名を冠したビルの正面に富の象徴としての金の装飾を施すのは、当然のことだったのだと思います。この辺りの建物には、注意深く見れば至るところに金の装飾品が施されています。気が付かないことのほうが多いと思いますが、やはりニューヨークのマンハッタンというのは、世界中から富が集まってくるところなのだと、実感できますね。

4 ロックフェラーセンターのスケートリンクと、金のオブジェ(昨季).jpg
ロックフェラーセンターのスケートリンクと、
金のオブジェ(昨季)
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今回はツリーの、飾り付け途中でした
6 ロックフェラーセンター内のビルの正面の金装飾1.jpg
ロックフェラーセンター内のビルの正面の金装飾1
7 ロックフェラーセンター内のビルの正面の金装飾2.jpg
ロックフェラーセンター内のビルの正面の金装飾2

金の宝飾品といえばティファニーですが、こちらは来月のお楽しみに

ロックフェラーセンターから更に5thアベニューを北にあるくと、春にご紹介したトランプタワーがあり、その北側、57丁目の角にはティファニーの本店があります。もちろん、ここに来れば金製品や銀製品はもとより、ありとあらゆる宝飾品を楽しむことができます。またクリスマスシーズンになると、外に面したウィンドウの飾りつけも秀逸なので、これは来月の楽しみに取っておくことにしましょう。今回前を通った時点では、まだ飾りつけもできていなかったようですから。

最後に、家に帰るべく地下鉄の駅に向かっていたら、58丁目のイーストサイドで、黄金の巨大なオブジェを発見しました。石器時代の通貨をほうふつとさせるこのオブジェ、周りに何一つ説明がなかったので正体は不明ですが、なんとなく面白かったので最後にご紹介しておきます。

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58丁目のイーストサイドにあった、不思議な金のオブジェ
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