NISAと金投資の違いとは? 非課税制度・現物・純金積立の特徴と使い分けを解説
- #貴金属投資の基礎知識
2026年09月06日
NISAと金投資の違いとは?
非課税制度・現物・純金積立の特徴と使い分けを解説
NISAと金投資は、そもそも分類が異なります。NISAは、対象となる金融商品から得た利益を非課税にする制度です。一方、金投資は、金地金や純金積立、金価格に連動する金融商品などを通じて金に投資する方法です。
NISAでは、つみたて投資枠と成長投資枠を合わせて年間最大360万円まで投資でき、非課税保有限度額は生涯で1,800万円です。金地金そのものや純金積立はNISAの対象ではありませんが、成長投資枠の対象となる金関連のETFや投資信託を通じて、間接的に金へ投資できる場合があります。
石福金属興業の金地金は2.5gから購入できます。また、「石福プラチナ&純金積立」は、月々1,000円以上、1,000円単位で積立額を設定できます。

NISAと金投資は何が違うのか?
NISAと金投資は、同じ種類のものではありません。NISAは一定の金融商品を非課税で運用するための制度であり、金は投資対象となる資産の一つです。
金を現物として保有する方法には、金地金の購入や純金積立があります。石福金属興業では、2.5gから購入できる金地金と、月々1,000円以上、1,000円単位で利用できる「石福プラチナ&純金積立」を提供しています。
NISAと金投資は分類が異なるため、どちらか一方だけを選ぶ必要はありません。NISAは「制度」、金投資は「資産の種類」です。
制度と資産は排他的なものではありません。NISA口座で投資信託や株式を運用しながら、別枠で金現物を保有することも可能です。
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比較軸 |
NISA |
金現物・純金積立 |
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性質 |
対象商品の利益を非課税にする制度 |
金を保有する投資方法 |
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主な対象 |
一定の投資信託、ETF、上場株式など |
金地金、純金積立 |
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投資上限 |
年間最大360万円、非課税保有限度額1,800万円 |
NISAのような制度上の投資枠はない |
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定期的な収益 |
商品によって配当や分配金がある |
金そのものには配当や利息がない |
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主なリスク |
選択した商品の価格変動や信用リスクなど |
金価格の変動、為替、保管、盗難・紛失など |
※出典:金融庁「NISAを知る」
※出典:国税庁「金地金の譲渡による所得」
NISAの非課税枠はいくらまで使える?
NISAでは、つみたて投資枠で年間120万円、成長投資枠で年間240万円、合計で年間最大360万円まで投資できます。非課税保有限度額は生涯で1,800万円で、このうち成長投資枠の上限は1,200万円です。非課税保有期間に期限はありません。
通常は課税対象となる売却益や配当・分配金が、NISA口座では原則非課税となる点が制度上の特徴です。
※出典:金融庁「NISAを知る」
金投資の利益にはどんな税金がかかる?
個人が保有する金地金を売却して生じた所得は、原則として総合課税の譲渡所得になります。ただし、営利目的で継続的に売買している場合は、取引の実態に応じて事業所得または雑所得となることがあります。
金地金の譲渡益は、「売却価格-取得費-売却に直接かかった費用」で計算します。金地金以外の総合課税の譲渡益と合わせて、年間最高50万円の特別控除があります。譲渡益が50万円未満の場合は、その金額が控除の上限です。
所有期間が5年以内の場合は、特別控除後の短期譲渡所得の全額が総合所得に算入されます。5年を超える場合は、特別控除後の長期譲渡所得の2分の1が総所得金額に算入されます。
NISAと金現物では、制度上の役割と税務上の扱いが異なります。NISAは対象商品の利益を非課税にする制度である一方、金現物はNISAの対象外であり、売却益には原則として譲渡所得の税制が適用されます。
金は株式や投資信託などとは価格変動の要因が異なるため、資産分散の選択肢として組み入れられることがあります
※出典:国税庁「No.3161 金地金の譲渡による所得」
NISAで金は買える?成長投資枠の扱いは?
金地金そのものや純金積立を、NISA口座で直接購入することはできません。石福金属興業の金地金と「石福プラチナ&純金積立」も、NISAの対象商品ではありません。
一方、成長投資枠では、対象となるETFや投資信託を通じて、金価格に連動する商品へ間接的に投資できる場合があります。ただし、すべての金関連商品が対象になるわけではなく、金融機関によって取り扱う商品も異なります。
※出典:資産運用業協会「NISA成長投資枠の対象商品」
つみたて投資枠で金投資はできるのか?
つみたて投資枠の対象は、長期・積立・分散投資に適した一定の要件を満たし、金融庁に届け出られた投資信託やETFです。金地金や純金積立は対象ではありません。金への投資を含む個別の商品が対象となるかは、金融庁の最新の商品一覧で確認する必要があります。
※出典:金融庁「つみたて投資枠対象商品」
間接投資と現物投資はどう違うのか?
金関連のETFや投資信託は、金融商品を通じて金価格への連動を目指す方法です。一方、金地金や純金積立は、金そのものを保有する方法です。
石福金属興業の「石福プラチナ&純金積立」では、積み立てた金を現金化できるほか、所定の地金や貴金属製品として受け取ることもできます。地金として引き出す場合は、重量に応じたバーチャージや引出手数料がかかります。
金投資のメリットは何か?
金は、株式や債券などとは価格変動の要因が異なるため、資産分散の選択肢として利用されることがあります。ただし、株式などと常に逆の値動きをするわけではなく、市場環境によっては同時に下落する可能性もあります。
金は、企業や国などの発行体の信用に直接依存しない現物資産です。一方で、金価格や為替の変動、保管・管理に伴うリスクがあります。
株式や投資信託などとは性質の異なる資産を一部に組み入れることで、特定の資産への集中を避ける考え方があります。
インフレに対してはどう考えればよいか?
物価が上昇すると、同じ金額で購入できる商品やサービスが減るため、現金の実質的な購買力は低下します。
金は供給量に制約がある現物資産であり、法定通貨とは異なる性質を持つことから、インフレへの備えとして検討されることがあります。ただし、金価格は為替、金利、国際情勢、需給などの影響も受けるため、インフレ率と常に同じ方向や割合で動くわけではありません。
資産のうちどれくらいを金にするのが目安か?
資産配分の目安として、資産全体の10~15%程度を金で保有する考え方があります。ただし、この割合は一律の基準ではなく、資産状況や投資目的、運用期間、許容できる価格変動の幅によって異なります。
金投資のデメリットは何か?
金そのものには、株式の配当や債券の利息に当たる定期的な収益がありません。また、金価格は変動するため、購入価格を下回る可能性があります。
配当・利息がないとはどういうことか?
金は保有していても分配金や利子を生みません。配当や利息による定期的な収益を重視する場合、金だけでは目的に合わない可能性があります。金から利益を得るには、原則として購入時より高い価格で売却する必要があります。
元本は保証されるのか?
金価格は相場によって変動するため、元本は保証されません。購入時より価格が下がれば、売却時に損失が出る可能性があります。
保管や管理の負担はどうなるか?
石福金属興業の「石福プラチナ&純金積立」で購入した金・プラチナは、混蔵寄託の方法で、石福金属興業の財産と区別して保管されます。金・プラチナの保管料は無料です。
少額から始める場合、NISAと金投資にはどんな違いがある?
石福金属興業では金地金を2.5gから購入でき、「石福プラチナ&純金積立」なら月々1,000円以上、1,000円単位で積立額を設定できます。
NISAでは、つみたて投資枠や成長投資枠を利用して、投資信託、ETF、上場株式など幅広い商品から投資先を選べます。一つの制度の中で複数の商品へ資産を分散しやすい点が特徴です。
ただし、NISA自体に一律の最低投資金額が設定されているわけではありません。実際に必要な金額や手数料は、購入する商品や利用する金融機関によって異なります。
ドル・コスト平均法はどう機能するのか?
石福金属興業の「石福プラチナ&純金積立」では、1か月分の積立金額を翌月の各営業日に分け、毎営業日に一定額ずつ買い付けます。そのため、価格が低い日には多く、高い日には少なく購入することになります。
金投資にかかるコストはどれくらいか?
「石福プラチナ&純金積立」の利用には、口座維持費330円/月と年会費2,200円/年がかかり、ペーパーレス割引を利用した場合の年会費は550円/年です。
金・プラチナの保管料は無料です。スポット購入時の買付手数料も無料です。
コストは定額制のため、積立金額が大きくなるほど、投資額に対する固定費の割合は相対的に小さくなります。
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コスト項目 |
石福プラチナ&純金積立 |
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口座維持費 |
330円/月 |
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年会費 |
2,200円/年 |
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年会費(ペーパーレス割引利用時) |
550円/年 |
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金・プラチナの保管料 |
無料 |
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スポット購入時の買付手数料 |
無料 |
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最低積立額 |
月々1,000円以上、1,000円単位 |
なお、金ETFの個別銘柄、信託報酬、証券会社で発生する売買手数料は、石福金属興業が取り扱う商品ではありません。
NISAと金投資、どちらを選ぶべきか?
NISAと金現物は、どちらか一方を選ぶものとは限りません。NISAは対象となる金融商品を非課税で運用する制度であり、金現物は発行体の信用に直接依存しない資産を保有する方法です。
株式や投資信託などの金融商品と、値動きの要因が異なる金を組み合わせることで、資産を複数の種類に分散できます。
NISAの活用が向いているのはどんな人か?
- 投資の利益にかかる税金を抑えたい人
- 投資信託や株式など、幅広い金融商品から選びたい人
- 長期的な資産形成でリターンを積み上げたい人
- 年間360万円、生涯1,800万円の非課税枠を計画的に使いたい人
金現物の保有が向いているのはどんな人か?
- 発行体の信用に依存しない実物資産を持ちたい人
- 株式や投資信託などとは異なる資産へ分散したい人
- 現物として引き出せる形で金を保有したい人
- 石福金属興業の金地金2.5gから、少額で始めたい人
金の保管はどう管理されているのか?
「石福プラチナ&純金積立」で積み立てた貴金属は、石福金属興業の財産とは区別した「混蔵寄託」で管理され、保管料は無料です。
自宅で金地金を保管する場合、盗難や紛失のリスクを自身で管理する必要があります。積立を利用すれば、その負担を軽減できます。
石福金属興業は、LBMA・LPPMの厳しい審査に合格し国際的な品質基準を満たした、純度99.99%の貴金属地金を製造する貴金属の総合メーカーです。石福金属興業の前身にあたる「村田文六商店」は江戸時代から約250年にわたり煙管(きせる)の製造販売を営んでいた長い歴史があります。
分散投資として金を組み込むにはどう考える?
金は、株式や債券などとは価格変動の要因が異なるため、資産分散の選択肢として組み入れられることがあります。資産配分の目安として、資産全体の10~15%程度を金で保有する考え方もありますが、一律の基準ではありません。
NISA口座で対象となる投資信託や株式を保有し、それとは別に金現物を保有することも可能です。値動きの要因が異なる資産へ分散することで、資産全体の値動きを抑えられる場合があります。ただし、すべての資産が同時に下落する可能性もあります。
よくある質問
NISA口座で金地金を買えますか?
買えません。金地金そのものをNISA口座で直接購入することはできません。石福金属興業が扱う金地金や「石福プラチナ&純金積立」も、NISAを利用した金融商品ではありません。
NISAの成長投資枠なら金に投資できますか?
成長投資枠では上場株式やETF、投資信託などが対象です。金価格に連動する商品が対象商品に含まれている場合は、間接的に金へ投資できます。対象商品は変更される場合があるため、最新のリストを確認してください。
NISAの年間投資枠と生涯限度額はいくらですか?
つみたて投資枠と成長投資枠を合わせて年間最大360万円、生涯にわたる非課税保有限度額は1,800万円です。このうち成長投資枠は1,200万円が上限となります。
金を売って利益が出たら税金はかかりますか?
かかります。金地金の売却益は原則として譲渡所得として扱われ、「売却価格-(取得価格+売却にかかった費用)」で計算します。ほかの総合譲渡所得と合わせて年間50万円の特別控除があります。
金を5年以上持つと税金は変わりますか?
変わります。保有期間が5年以内の場合は控除後の金額が課税対象ですが、5年を超えて保有した場合は控除後の金額の2分の1が総所得金額に算入されます。
純金積立はいくらから始められますか?
「石福プラチナ&純金積立」では、月々1,000円以上、1,000円単位で積立額を設定できます。まとまった資金を用意せずに始めることが可能です。
金地金は何グラムから買えますか?
石福金属興業では、金地金を2.5gから購入できます。純金積立で購入した金を現物として引き出すこともできます。
純金積立の手数料はいくらですか?
石福金属興業は、口座維持費330円/月と年会費2,200円/年がかかります。ペーパーレス割引を利用した場合の年会費は550円/年です。金・プラチナの保管料は無料、スポット購入時の買付手数料も無料です。
積み立てた金はどのように保管されますか?
「石福プラチナ&純金積立」で購入した金・プラチナは保管料無料で、石福金属興業の財産とは区別した「混蔵寄託」で管理されます。
資産のうちどれくらいを金にすべきですか?
一般的には、資産の10~15%程度を金で保有することが一つの目安とされています。石福金属興業は、金が株式などとは逆の値動きをすることが多く、財産保全の役割を果たすと説明しています。
NISAと金投資は両方やってもいいですか?
問題ありません。NISAで株式や投資信託などを保有しながら、それとは別に金現物を組み入れることで、異なる性質の資産へ分散するという考え方ができます。
まとめ|NISAと金投資の使い分けの決め手
NISAは投資の利益を非課税にする制度であり、年間最大360万円、生涯1,800万円の非課税保有限度額が設けられています。金投資は、金という実物資産を保有する投資方法です。
金地金そのものはNISA口座で購入できません。税制面だけを比較すればNISAに明確な非課税メリットがありますが、金現物はNISAの代替として利益を追求するものではなく、資産全体のリスクを分散する選択肢です。
石福金属興業は、金地金2.5gからの購入と、月々1,000円以上1,000円単位で積立でき保管料無料・口座維持費330円/月・年会費2,200円/年(ペーパーレス割引利用時550円/年)の「石福プラチナ&純金積立」により、少額から金現物を保有できる手段を提供しています。
利益を目指す資産と財産保全を意識した資産を組み合わせる視点で、それぞれの役割を整理することが重要です。
【注意事項】
・本投稿は情報提供を目的とし、投資を推奨・勧誘するものではございません。
・投資にはリスクがある事をご理解のうえ、ご自身でご判断ください。
・貴金属投資は元本保証ではございません。購入価格を下回ることがあります。

