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いしふくコラム

【松本英毅氏】NYで中世ヨーロッパの宝飾品を楽しむならココ!

  • #貴金属投資の基礎知識

2025年08月27日

いしふくコラムでは、読者の皆様への情報提供の一つとして、2025年より貴金属に関する四方山話や相場解説などを専門家に執筆いただきます。 専門家の深い知見に触れ、貴金属への興味・関心を持っていただければ幸いです。

今回は、よそうかい代表 松本英毅氏にコラム「NYで中世ヨーロッパの宝飾品を楽しむならココ!」を執筆いただきました。

NYで中世ヨーロッパの宝飾品を楽しむならココ!

執筆日:2025/08/09

NYで、中世ヨーロッパの金装飾品の展示が楽しめます

NYを訪れる楽しみの一つが、美術館巡りであることは間違いないでしょう。今回は、数多くあるニューヨークの美術館の中から、少し変わったものを紹介したいと思います。マンハッタンの北の端、フォート・トライオン・パーク内にある、クロイスターズ美術館です。ミッドタウンのタイムズ・スクエアからでも地下鉄で30分ほど掛かるという、少々不便なところにはありますが、ここまでくるとさすがに自然も豊か、高台からはハドソン川の雄大な流れや、対岸にあるニュージャージー州の景色を眺めることもできます。

ヨーロッパの修道院の回廊を、わざわざNYに持って来た

このクロイスター美術館は、メトロポリタン美術館の分館で、1930年代に建築が始まりました。元々フランスにあった古い修道院の回廊(クロイスター)を、解体された形で移送、再構築して使用しています。主に西洋中世の美術品や建築関連が展示されています。展示品もさることながら、建物全体の雰囲気や、中にある庭園も非常に美しく、お気に入りの美術館の一つとなっています。ちなみに、メトロポリタン美術館の分館なので、どちらかで入場料を払えば、当日の間であればもう片方にも入場することができます。

個々の展示品の目玉の一つが、中世欧州の金をはじめとした宝飾金のコレクションです。金はいつの時代でも宝飾品の素材として重宝されており、どれを見ても美しいのですが、やはりこの時代のものは豪華さというか、贅沢さは突出していますね。中世の貴族が、いかに贅を尽くしていたのかを、垣間見ることができます。

展示品を鑑賞したら、庭園でのんびりと過ごす

この美術館は規模としてはそれほど大きいものではなく、全ての展示品をゆっくりと見て回っても、1時間もあれば事足りてしまうでしょう。後は、西側にあるバルコニーに出て、ハドソン川の景色を楽しんだり、全部で5つある回廊に囲まれた庭園でくつろいだりと、のんびりと時間を過ごしてください。庭園の一つは、ハーブ園となっていますが、中には毒を持つ、食用に適さないものも栽培されています。またハーブ園の隣の庭園は、回廊がカフェとして利用されています。軽食なども販売されているので、ここで簡単な食事をすることも可能です。

マンハッタンの中心部から離れていることもあり、短期の観光滞在では来訪は難しいかもしれませんが、中世ヨーロッパに興味がある人、気軽に豊かな自然に触れたい人、そして何よりもゴールド好きの人にはお勧めの、素敵な場所です。クロイスターズ美術館、是非一度時間を作って、訪れてみてください」。

メトロポリタン美術館の分館です
展示品は、中世ヨーロッパが中心
フランスから、修道院の回廊を持ってきた
ハドソン川の雄大な眺め
金装飾品のコレクション 1
金装飾品のコレクション 2
金装飾品のコレクション 3
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