銀地金は、2019年末頃から銀価格が変動したことを背景に、需要が急増しています。

2021年には、2019年以前と比べて年間5倍以上の量の銀地金を販売しましたが、ネットショップでの販売日には、販売開始から１～2分で完売してしまう状況が続いています。

銀地金については別記事＜【人気急上昇】「銀地金が品切れなのはなぜ？」にお答えします＞もございますのでぜひご覧ください。

石福金属興業の金地金は、50g以上のサイズから、製造番号が刻印されます。金地金らしい存在感のある形状から、店頭でも人気の商品です。

また、ご購入者様の約8割が100万円未満のご予算でご注文されているなかで、50gバーと100gバーの購入価格は、2021年12月時点でそれぞれ約35万～40万円、約70万～80万円であり、ご予算に対してちょうどよいサイズであることも、人気の理由のひとつです。

2021年末時点購入価格は、それぞれ10gが7～8万円、20gが15～16万円で、初めて金を買う方に人気のサイズです。

100万円程度のご予算がある方でも、売却時の利便性を考えて、10g前後のサイズを十数個など、細かい単位で複数買う方が増えています。

例えば200gバーをお持ちの場合、そのうちの50gだけ売って残り150gは手元に残す、といったことは当社では承れません。そのため、必要な分だけ換金できるように、あらかじめ小さな単位で購入される方が多いようです。

また相場変動リスクを抑えるため、10g前後のサイズを月に1度、1個ずつ購入される方もいらっしゃいます。

ただし、購入本数が増えるほど、購入手数料がかかります。手数料を安く済ませるか、少しずつ売却できる利便性をとるか、お客様ご自身の資産運用プランに合う購入方法をお考えください。

ウィーン金貨ハーモニーは、オーストリア造幣局製造の地金型コインで、世界的に流通しているため、信頼性の高いコインです。また、絵柄の美しさも特徴です。両面ともにウィーン・フィルハーモニー管弦楽団にちなんだ楽器がモチーフとしてあしらわれています。

なお、石福金属興業では、ウィーン金貨ハーモニー1オンス以外の地金型コインは、新型コロナウイルス流行の影響から、造幣局からの入荷時期が定まらず、安定供給の見込みが立たないため、2020年初頭から販売を中止しております。

金地金2.5gは、石福金属興業が製造する中では、最も小さな金地金です

第6位、第7位で触れたように、初めて金を購入される方や、細かく買いたい方に人気です。

プラチナ地金は、10gが唯一トップ10にランクインする結果となりました。

前年の2020年3月には、プラチナ税込小売価格が、1gあたり2,500円台まで下落し、ご注文が急増した結果、一時的に全サイズが品切れし、ご注文の受け付けを停止することがありました。

一方2021年には、前年ほどの価格面の魅力はなくなったのか、金・銀に比べて、ご注文が伸び悩む結果となりました。

2021年のプラチナ相場については、別記事「【相場情報】2021年のプラチナ相場を振り返る」にくわしく書いています。